how's it goin' ?

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LXA-OT1メモ(その8)

LXA-OT1

オペアンプ決定!

前回の答え合わせです。

A → -  正解:OPA827AID (これは分かっているので回答対象外)
B → ○  正解:NJM4580DD
C → ×  正解:OPA2134PA
D → ○  正解:NJM4580DD
E → ×  正解:LME49860NA
F → ×  正解:NJM5532D
G → ○  正解:OPA2228PA
H → ×  正解:LME49720NA
I → ×  正解:NJM4558D
J → ×  正解:OP275GP


LXA-OT1

以下、それぞれのモデル名から詳細な試聴コメントにリンクします。

結果は、3勝6敗。まず、2個のNJM4580DD12は間違えませんでした。また、新日本無線グループとそれ以外は、かなり明確な違いを感じました。

ひと言で言うと、NJM4558DNJM4580DDNJM5532Dはいずれもコントラストが明快でバランスが良く、総じて力強い元気なサウンド。しかしその一方で、きめ細かさや分解能、レンジ感、音場表現などの点で他のモデルに差を付けられ、ソースによっては情報の欠落が気になります。

新日本無線3モデルの中では、NJM4580DD12が最も元気が良くて広帯域。ボーカルなどの粗が見えにくく、音も前に出てくる傾向があるので、カジュアルな聴き方なら楽しく聴けると思います。それに比べるとNJM5532Dは少しおとなしめ、NJM4558Dは低域が多少太いといったキャラクターの違いがあるようです。とはいうものの、他社のモデルに比べればどれも大差は無いとも言えます。

LME49720NAはワイドレンジ、高分解能、ハイスピード、締まった音像でこれといった欠点が見当たりません。ただしちょっとクール過ぎて無味乾燥というか、どこか他人ごとのように鳴るようなところを感じます。エージングで化ける可能性があるかもしれませんが、少なくとも試聴した間は一貫してこの印象が変わりませんでした。

それに対してOPA2228PAは密度が高く温かい独特の音で、もしかするとLME49720NAに比べてスペック的には多少見劣りするかもしれないけれど、ちょっと濃厚で音楽的な鳴り方に魅力を覚えます。ケースはアルミシルバーと青色LEDだけれど、出てくる音はシャンパンゴールドといった気配を感じさせてくれます。

OPA2134PAも同様に密度が高くて音楽的な雰囲気を感じるけれど、OPA2228PAなどに比べると高域がいまひとつ延びず、少し鮮度が劣るように感じるのが難点で、結果として私のLXA-OT1ではやや暗めの印象でした。これも入力インピーダンスや電圧でキャラクターが変わるのかもしれませんが、私の好みから言うと順位が下がります。

秀逸だったのは、LME49860NAOP275GP。色付けの少なさ、高域の抜けの良さ、適度に引き締まった低域、立ち上がり立ち下がりの良さ、3D的に広がる音場など、いずれも極めて高性能。楽器や声の特徴を生々しく描写する能力で、他のモデルを引き離していました。2つのモデルを比べると、LME49860NAのほうが若干太めでオン気味。OPA275GPは少し引いた感じで、その分あっさりめに感じます。(ブラインドで聴く前は、このキャラクターの違いを逆に考えていました。) いずれにせよ、どちらも非常に優秀です。

しかしOPA827AIDを聴くと、上には上があるものだと感心させられます。優れたレンジ感や情報量の多さ、立体的な音場感などはもちろんのこと、かっちりした中にも微細なニュアンスを描き分け、ディテールの伝わり方がこの上なく自然です。細かな音を漏らさず聴かせ、なおかつ非常に滑らか。決して色づけが皆無というわけではなく、弦や声など僅かに艶が乗るようなところがあるのですが、かえってそれが音楽的に豊かな表現として伝わってきます。OPA827AIDだけがブラインドではないので、先入観による多少のバイアスは否めませんが、それにしても相当な力の差を感じさせます。

ところで、オペアンプをジャンパに置き換えると、予想通り、同じボリューム位置では音量が多少小さくなりますが、実用上の支障は無さそうです。音は、情報量満載で切れ込みが鋭く、音場も広くて大変見通しが良いのですが、なぜか妙に薄口で高域にかすかな強調感があり、オペアンプを挿した場合と比べて必ずしも良いことばかりとは言えませんでした。オペアンプ周りに残るチップコンデンサなどの歪かもしれません。少なくとも負帰還回路を撤去するか、あるいはその周辺のパーツを入れ替えるのでない限り、素直にオペアンプを装着するほうがトータルではベターと言えそうです。

LXA-OT1

さて比較試聴の結果、LXA-OT1の常用オペアンプにはOP275GPを採用することにしました。OPA827の実力は十分に分かりましたが、このアンプにはやはり価格が高過ぎます。OP275GPが290円で買えることを考えれば、OPA827の音が良いのはある意味、当たり前。コストパフォーマンスに着目すると、その魅力も色褪せてしまいます。

もしLXA-OT1をメインで使うのであれば、迷わずOPA827を選ぶでしょう。あるいはMUSES01なり02を試すかもしれません。でもメインとして使う予定では無いので、OP275GPでここまで鳴るなら十分以上。OPA827は、ここぞというときのためにキープしておきたいと思います。(はい、貧乏性です。^^; )

また、気になるパーツがまだ他にあるという理由もあります。オペアンプにそこまでコストを掛けるなら、他をいじるほうが先なんじゃないかという気がするのです。(いい加減にしないとそろそろ壊しそうな気がするので(笑)、改造はもう終わりのつもりですが。)

もとより、あまり熱に晒したくない電解コンに再びコテを当てるかどうか、悩ましいところ。つづく・・・かも。(あれれ? 改造は終わりでは?(笑) )




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