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Magicshine MJ-808 レビュー(その1)

MJ-808 HA-III SSC P7-C


予想以上の性能と使いやすさ

10/23のエントリ「香港からライトが届いた」で紹介した Magicshine MJ-808 のレビューです。

さすがは定評のあるSSC P7、明るさと配光については申し分ないことを最初に記しておきますが、撮影方法などを検討中なので「その2」として改めてアップすることにして、「その1」では細部と使い勝手をレポートします。

製品スペックは以下のとおり。

Model: MJ-808
Emitter Brand/Type: Seoul Semiconductors SSC
Emitter BIN: P7-C-SXO
Color BIN: White
Total Emitters: 1
Battery Configurations: Powered by a separate rechargeable battery pack with 0.8" LCD display digital indicator (4 x 18650 lithium batteries inside)
Voltage Input: 8.4V max
Switch Type: Clicky (Clickie)
Switch Location: Tailcap (Tail-cap)
Modes: 3
Mode Memory: -
Mode Arrangement: Hi 900LM > Low 500LM > SOS
Circuitry: Digital Regulated 1000mA Current Output
Brightness: 900 lumens maximum brightness (manufactuer rated)
Runtime: Hi:3 hours; Low: 4.5 hours (manufactuer rated)
Lens: Coated Glass Lens
Reflector: Aluminum Textured/OP Reflector
Special Function: With Circuit Protection
Carrying Strap: -
Accessories Included: 100V~240V AC charger (US plug), 2 * Rubber rings

まずは重量から。本体110g(ケーブルを含む)、電源部349g(ケーブルを含む)、合計459g ほぼ1ポンドです。

エミッタは Seoul Semiconductors SSC P7-C (SXO)。商品説明には900ルーメンと書かれています。リフレクタはオレンジピールです。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

本体ケースは、おそらくヒートシンクを兼ねたもので、アルミ合金製のようです。点灯後しばらくするとケースがかなり熱くなりますが、手で触り続けることができないほどではありません。

本体の後ろにスイッチがあり、クリックするとHi(公称900lm/3時間)→Low(公称500lm/4.5時間)→ストロボ→OFFと切り替わります。クリックは硬めで、クラウンとスイッチを挟むようにして押し込む必要がありました。電源が接続されている間はスイッチに内蔵されたLEDが点灯し、バッテリー残量に応じて緑→青→オレンジ→赤と変化します。なおスイッチがOFFでもLEDは点灯したまま、消灯しません。消灯させるには、ライト本体とバッテリー部を繋ぐ電源ケーブルのプラグを抜いておく必要があります。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

バッテリーはケースが布製バッグだった旧製品と異なり、アルミ引き抜き材を使った重量感のある(ついでに重量もある)ケースで保護されています。ライト本体ケースの形状が異なる新製品MJ-836のバッテリーとは同一のものと思われます。ケース前後は透明アクリル製で、片側にはバッテリー残量を確認するための液晶パネルが追加されました。カーブした上面にはシリコンラバーが貼ってあります。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

前後のアクリルカバーを外してみました。Oリングが嵌め込まれています。バッテリーは18650リチウムイオン電池を4本束ねたもので、旧製品と同じものに見えます。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

液晶パネルの裏には基板があります。液晶表示用の回路でしょう。

ところで、どうしても必要でない限り、このカバーは外さないほうが賢明です。アルミとの嵌め込み部分が複雑な形状をしているので、Oリングが一度外れてしまうと元に戻すのが非常に大変です。私はカバーを閉じる直前にOリングをうっかり外してしまい、嵌め直すのに大汗をかいてしまいました。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

タッチセンサースイッチに触れてバックライトを点灯させると、液晶に電池残量マークと電圧が約10秒表示されます。購入時の初期状態で無負荷7.4Vでした。タッチセンサー、液晶のいずれも透明アクリルカバーの内側にあるので、防水性に問題はありません。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

トップチューブに、バッテリーをベルクロで取り付けます。簡単なやり方ですが、これでしっかりと固定されます。乗っている最中に液晶を見るのは無理ですね。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

トップチューブの下面にブレーキワイヤーがあるバイクでは、この位置では問題があるでしょう。サドルバッグに放り込むか、どこか別の場所に取り付ける必要がありそうです。その場合は、延長ケーブルを一緒に買っておくと便利だと思います。

5.4mm Male to Female Extension Cable for SKU 29489/30864 (100cm)
5.4mm Male to Female Extension Cable for SKU 29489/30864 (100cm)


製品に付属するマウントは、シリコンラバーのリングを引っ掛けるだけの、かなり簡素なものです。

本体下面に半円弧状の別パーツがネジ留めされています。これが、ハンドルバーへの取り付けアタッチメントの上半分になります。電源ケーブルは、アタッチメントと本体の隙間から前方に出ています。いったんネジを緩め、前方のフックにラバーリングを引っ掛けてからネジを締め直します。

長さの異なる2本のリング(長=黒、短=赤)が付属します。オーバーサイズのハンドルバーにはどちらでもいけそうですが、とりあえず黒を選びました。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

ラバーリングをハンドルバーに巻き付けて、後ろ側のフックに引っ掛けます。はっきり言って甘い固定方法だと思います。手で押しただけでもグラグラしますし、盗難防止能力などは全く期待できません。

ただし、アタッチメント下面には一応ラバーが貼ってあるので、ロードバイクで舗装路を走る限り、ライトの向きが勝手に変わってしまうようなことはありませんでした。MTBなどでは、他の固定方法を考える必要がありそうです。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

頑丈そうな交換用アタッチメント(自家製ライト用マウントへのアダプター)を製作した人がいます。下の写真に貼ったリンク先のサイトから、通販で買えるようです。

EL34 World : Magic Shine light to Marwi mount adapter
EL34 World : Magic Shine light to Marwi mount adapter

製品に付属のマウントは、バーからの高さが最小限で済むところが美点です。正面から見ると、思ったほど巨大には見えず、良い感じです。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

Hiモードでのランタイムを測定してみました。


経過時間  公称
残り時間  
ライトの
点灯状態   
電圧
(LCD読み)
スイッチLEDの
点灯状態
0分3時間明るく点灯7.8V
30分2時間30分明るく点灯7.5V
1時間2時間明るく点灯7.3V
1時間25分1時間35分明るく点灯7.2V
2時間1時間明るく点灯7.1V
2時間30分30分明るく点灯6.8Vオレンジ
2時間50分10分明るく点灯6.6Vオレンジ
2時間55分5分明るく点灯6.0V
2時間57分3分速い点滅4.6V赤・点滅
2時間58分2分遅い点滅4.6V赤・点滅
3時間 3分-3分遅い点滅4.6V赤・点滅
3時間 5分-5分非常に遅い点滅
(1回/秒)
4.6V赤・点滅


十分な明るさで、公称どおり、ほぼぴったり3時間点灯し続けるのには驚きました。最後の数分はストロボになり、点灯間隔が少しずつ広く、つまりだんだんと暗くなるという仕様も、よく考えられていると思います。スイッチのLEDも分かりやすいですね。緑から青に変わった時点で残り1.5時間、オレンジに変わったら30分、赤になったら5分と考えれば良さそうです。または、青なら最低30分以上は持つ、でもいいですね。

Loモードのランタイムは測ってはいませんが、公称で4.5時間。Loでもけっこう実用的な明るさなので、ランタイムを優先したいときは、こちらを選べばさらに有利です。

ACアダプタ(充電器)はDealExtremeの写真と異なるものが付属してきました。USプラグ、AC 100V~240Vなので、日本でも問題なく使えます。

MJ-808 HA-III SSC P7-C

充電にはそれなりの時間が掛かります。充電中は充電器のLEDが赤に点灯し、満充電(LED読み8.0V)で緑になるのですが、空の状態から満充電までに12時間ぐらい掛かるようです。(緑になったタイミングを見逃したので、正確な時間は不明です。) ただ6時間で7.7V、9時間で7.9Vまで充電されたので、9~10時間ぐらいの充電で運用する手もあります。

充電器があまり気の利いた回路ではないのでしょう。充電器のLEDが緑になっても充電が完全にカットされず、その後も僅かに充電が続くようです。8.4V(4.2V×2)までにはまだ余裕があるので大丈夫かもしれませんが、充電器に繋ぎっぱなしにするよりも早めに取り外すほうが、電池には優しそうです。

冒頭に書いたとおり明るさなどについては次回に譲りますが、感覚的に言っても圧倒的な明るさで、巷の1Wライトなどは比較の対象にもなりません。これに匹敵する他の製品を1万円未満で入手するのは、たやすいことではないでしょう。例えばFenix L2D-CE Q5が6000円前後、バイクホルダーと一緒に買うとだいたい7000円弱といったところです。スペックを見ると180ルーメン、単3アルカリ×2で約2.4時間ですから、おそらく勝負にならないはずです。

このキットがDealExtremeで現在$80.60$79.62、いまのレートなら7000円未満というのは、驚異的なコストパフォーマンスだと断言できます。耐久性は未知数ですが、それさえ問題なければ大きな弱点も無く、非常にお買い得な製品ではないでしょうか。




Magicshine MJ-808 レビュー(その2)をアップしました。(2010年11月12日)

Magicshine バイクライト・カタログをアップしました。(2010年11月25日)

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