how's it goin' ?

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LXA-OT1メモ(その3)

LXA-OT1

コイルを替えてみる

オリジナルに実装されたインダクタは巻き線が少なく、いかにもローコストっぽい感じで、精神衛生上あまり良くありません。これを、防磁ケース入りのしっかりとしたものに交換してみることにしました。

ただ、この手の22μH品をアキバで普段見かけた記憶がありませんでした。若松で取り扱いがあると聞いて足を伸ばしたものの、あえなく売り切れと言われ、コムサでやっと在庫を見つけました。おやじさん曰く「それでラストだよ。なぜだか、このところ22μHばかり、妙に売れてねえ。」 ・・・ははん、考えることは皆一緒ってわけですかね。(笑)

ルンルン気分で帰宅して、作業開始。そのままだとコテの邪魔なので、まずは大きめ電解コンに退いてもらいました。その後インダクタの脚を片方ずつ温めて、引き剥がします。C43、C48の容量も変えてみたくなり、ついでに撤去。スタンバイ、ミュート系に唯一残っていたCapxonも撤去です。

インダクタとコンデンサは全て同時に交換しました。コンデンサは比較のために元に戻すことも最初は考えたものの、残り少ない休みの間に何とかケースに入れたいという思いがあり、効率を優先しました。個々の評価はできないけれど、そこは良しとします。

サイズオーバーの1000μFは、470μFともども別銘柄へ変更。サイズ優先で、手頃な値段のニチコンの低ESR品を投入しました。ただし、耐圧25Vから16Vへのダウングレードです。音のバランスを考えると、本当はもっとサイズが大きいぐらいでちょうど良いのかもしれません。が、今回は薄型ケースへの仕込みを優先します。考えてみれば、16Vなら固体電解という第三の選択肢もあったのですが、後の祭り。C43とC48を47μFにアップし、捻出したニチコン10μFをCapxonの跡地に転出します。

LXA-OT1

電源を交換したとき以上に、音が変わりました。

はっきり違うのは低域で、交換前よりも引き締まって切れ味が鋭くなっています。マーラー6番冒頭の行進曲でコントラバスが曖昧に崩れることなく、個々の楽器のアタックが分かります。(バーンスタイン、WPOのDG盤。) 金管、木管の解像度も上がり、弱音器付きトランペットやらリード楽器やらが、リアルに浮き立つようになりました。Eddie Gomezの軽やかなベースが、実に小気味良く切れ込みます。

音像定位も改善したのか、奥行き方向の広がりも見えるようになってきました。アコースティックな編成の録音では、楽器がきちんとピンポイントで定位します。ただ、音場のサイズは前後左右ともに小ぶりで、ミニチュアサイズのステージといった感じです。もう少し広がれば申し分ないのですが。

逆にちょっと困ったのは、バランスが低域に寄り過ぎたのか、高域が相対的に弱まり躍動感やパンチ力が後退したこと。トランジェントは良いと感じるのに、エネルギー感が足りません。音そのものはきちんと出ているし、素性の良さを感じさせる美音系の高音です。ピアノの右手はどこまでも上品に、シンバルもハイハットも遠慮がちに鳴っています。チェンバロを聴くと、爪が弦を引っ掛ける立ち上がりの刺激音が控えめです。歴史的クラヴサンのまろやかな響きは好みですけど、これは行き過ぎでしょう。柔らかすぎて、やや腰砕け気味です。元気の無い音と言っていいかもしれません。

はて、どうしたものか。つづく・・・。


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